知恵生活の種

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新型コロナ感染者激増の東京でPCR検査も混乱

数日前から夏風邪のような症状が出てました。
いつもなら、熱めのお風呂に入って布団かぶって一晩寝ると治るのですが、今回はちょっと違うようです。東京都では新型コロナ新規感染者が5000人を超える日もあるので、PCR検査を受けることにしました。
紆余曲折があったので、体験したことを報告したいと思います。

PCR検査

 

民間の検査センターに予約をしようとしたら

まず最初に、病院などではない民間の検査センターでPCR検査を受けようと考えました。予約サイトで予約をしようとしたところ、注意書きの部分に

 咳や発熱、味覚異常、嗅覚異常、倦怠感など、少しでも症状がある方や直近2週間以内に新型コロナウィルス感染者や感染疑いの方と接触歴のある方(濃厚接触者)は本サービスをご利用になれません。 

 と記載がありました。既に倦怠感やのどの痛み、発熱(37.2度)があったため、民間の検査センターでは予約ができないと気づき、医療機関でPCR検査を受けることにしました。

東京都発熱相談センターに連絡しました

かかりつけの内科・呼吸器科の病院が無かったため、東京都発熱相談センターに連絡しました。
東京都発熱相談センターは土日祝日を含め24時間対応してくれます。
しかし、朝7時に電話をしたにも関わらず、かなり込み合っていたようです。3回目に電話をしてやっとオペレーターにつながりました。
電話に出たオペレーターはかなり疲れた感じの方でした。電話がかかりまくっていて大変なんだろうと推察します。
そこで、現在の症状を伝え、PCR検査を受けられる場所を紹介して欲しいと伝えると、予想外の回答が返ってきました。

「今、PCR検査の希望者が多いので、あなたくらいの症状だと医療機関側で対応してくれないかもしれません。民間の検査センターを活用した方がスムーズに検査できると思います。」

そこで、37.2度の熱が出てるので民間の検査センターは受けられなさそうと伝えたところ、以下の回答を頂きました。

「発熱は37.5度からを言います。37.2度は発熱にあたらないので、民間の検査センターで受けられます。」

少し疑問も残りましたが、あらためて民間の検査センターに予約をすることにしました。

民間の検査センターで検査しました

あらためて、民間の検査センターのホームページで予約をしました。
確認事項に発熱が無いか?倦怠感は無いか?と言ったものがありましたが、すべて「無い」にチェックをして予約を完了しました。
検査当日、入口で手指消毒をし、センサーで体温を測って問題なかったため、検査用の容器をもらいました。
検査方法は、唾液を採取する方法でした。唾液は2ml必要とのことでしたが、唾液を2ml出すのは思いのほか大変でした。検査センターもその辺を分かっているのか、採取ブースに梅干しを置いたり、レモンの写真を貼ったりして工夫をしていました。
検査結果は、当日中にメールで伝えられる迅速さも良かったです。
そして、18時半頃に結果が出ました。

陽性

でした。

あらためて東京都発熱相談センターに連絡しました

民間の検査センターの結果を受けて、あらためて東京都発熱相談センターに連絡しました。前に電話した時に民間の検査センターを利用する事を勧められたと伝え、その結果陽性だったことを伝えました。
すると、前回とは異なり、症状についてかなり細かく質問されました。
そして、3つの病院を紹介され、もし、どこでも当日検査が受けられないようなら、別の病院を紹介するので、また電話をしてほしいと伝えられました。
その際に、民間の検査センターで受けた結果は参考にしかならないので、病院で改めて検査を受けることになると言われました。
最初から病院紹介してくれればよかったのに・・・と少しモヤモヤしましたが、いちいち怒っても仕方ないので、お礼を伝えて、病院に予約することにしました。

病院で検査を受けました

3つの病院のうち2つは既に予約でいっぱいでしたが、最後の1つの病院で予約を取ることができました。
予約の時間に行ってみると、かなり前の方が押していたようで30分後に出直すようお願いされました。
30分後にあらためて来ると、ちょうど前の患者が終わったところでした。
一般の患者とPCR検査の患者は窓口が違っていて、PCR検査の患者は基本的に病院の中には入れず、軒先で対応する形になっていました。手指消毒をしてからゴム手袋を着けてかなりキッチリとした対応をしていました。
症状の話をしながら、東京都発熱センターの対応について話をしたところ、

「発熱に関係なく症状が出ているのであれば病院でPCR検査は受けられる、東京都発熱センターはなんでそんな対応をしたのだろう?」

と不思議がっていました。
しかも、病院で受けるPCR検査の費用は国が負担してくれるため、病院の初診料程度の費用で検査を受けることができます。

東京都発熱センターに誘導されそうになっても何かしらの症状があるのなら粘って病院を紹介してもらうべきです。

検査方法は、唾液での検査でした。またも2mlの唾液を必要とされましたが、今回はストローがついていて、ストロー越しに唾液を出す方法でした。こちらの方が、唾液は出しやすかったです。

また、家族もPCR検査を受けたいと言っている旨を伝えると、

「仮にご家族に感染していても、あなたが発症して1週間もたっていないので、今検査を受けてもご家族は陰性です。1週間くらいして症状が出てからPCR検査を受けることをお勧めします」

と言われました。

さいごに

今回、医療機関でのPCR検査を受けるまでの紆余曲折を報告させていただきました。
これからPCR検査を受けようと思っている方の参考になれば幸いです。
また、療養生活についても折を見てまとめようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。