知恵生活の種

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抗原検査キットを買いました

仕事や、親戚の祭事で会食をゼロにすることは難しいので、家族や、会食や打合せを共にする方に不要な心配をかけないように、会食後、会食前に新型コロナウィルス感染の心配が無いことを簡単に示せる方法が有ると良いなと思いました。

抗原検査のイラスト

 

抗原検査とPCR検査

新型コロナウィルスの感染の検出方法として、抗原検査とPCR検査が有名です。
抗原検査は、鼻やのどから採取した液や唾液から、ウィルスの抗原を検出する方法です。抗原とは、ウィルスを構成しているたんぱく質などで、これに反応する試薬を用いることで、検出をします。
PCR検査は、ウィルスに含まれている遺伝子を増幅して検出する方法です。
抗原検査は、無症状や感染初期などでは、たんぱく質自体が検出されない場合があるそうです。
PCR検査の場合、遺伝子を増幅するため無症状の人でも感染を検出できるそうですが、こちらも検出精度は70%でどちらも、完ぺきではありません。

抗原検査キットを購入しました

マメ検査できるならPCR検査をする方が良いと考えますが、民間PCR検査ステーションで検査をすると、1回5,000円かかります。
病院で検査をしてもらう場合は無料ですが、東京都だと、体温が37.5度を超えるか、民間PCR検査等で陽性にならないと、病院への取次をしてもらえません。
薬局で無料でPCR検査を受けられるようになりましたが、東京都の場合

  • 基礎疾患や副反応が原因でワクチン接種を受けてない人
  • 12歳未満の子供

が対象なので、私は対象外です。
無症状で検出されないと言っても、抗原検査なら病院のPCR検査を受ける条件の37.5度以下の熱でも検出判定できるので、補助手段としては有効と考えて、抗原検査キットを購入する事にしました。
私が購入した抗原検査キットは、唾液から検査するタイプのもので、10セット入りで6,150円のものでした。
医薬品が良いとは思いますが、結構値段も高く、マメ検査できないので、何度も検査をすることを想定して研究用を購入しました。

抗原検査キット(10回分)

抗原検査キットだけに頼らず、体調や検査期間に応じて、民間PCR検査、病院PCR検査も併用していこうと思います。
ちなみに、医薬品認定されたPCR検査キット、抗原検査キットは、厚生労働省で公表されています。

検査キットを使ってみる

検査キットの箱を空けると、中には、個装されたキットが入っていました。

抗原検査キットパッケージ

キットを開封すると、さらに、封がされたキットと唾液を採集するツール、説明書がありました。
抗原検査キットの中身
ある程度手早くやる必要があるようなので、検査手順説明書を読んで、注意する点を確認することにしました。
手順は以下の通りです。

  1. (前提)食後やうがい、歯磨き後は結果が出にくいそうなので、朝起きた時や食前に検査をすると良いそうです。
  2. 最初に唾液が出やすくなるように、耳の下の耳下腺周りを軽くマッサージします。
  3. キットを開封して、唾液を採取します。
  4. 唾液と薬品をよく混ぜます。
  5. 判定キット(上の写真の白い袋に入ってるもの)は開封後20分以内で使う必要があるそうなので、4の後で開封し、キットに唾液と薬品を混ぜた液をたらします。

最初に、唾液を採取します。
唾液の採取の前にわざと3~5回くらいせき込むように記載がありました。
唾液は、最終用のアダプタを薬品の入った容器に設置し、アダプタにつばを垂らすようにいれて行きます。

唾液採取キット

薬品と唾液を合わせて1mlにすれば良いので、必要な唾液の量は少ないはずなのですが、思ったよりも唾液が出なくて結構苦労しました。
また、手順書には、唾液に泡が立たないようにと記載されていましたが、泡が立たない唾液の出し方なんてあるのか?と思うほど泡が立ってしまいました。

唾液採取写真

それでも、何とか唾液を採取してから、唾液採取用のアダプタを外して、元々ついていた青いキャップに付け替えて、よく薬品と唾液を混ぜます。
よく混ぜてから、いよいよ抗原検査キットを開封しました。
そして、付属のスポイトで薬品と唾液が混ざった液体を取り出し、キットに垂らします。

キット開封写真

液体を垂らすのは上の写真のSと書かれているところです。説明書きでは、液体は3滴で、4滴以上垂らすと無効になってしまうと記載されていましたので、気を付けて3滴たらしました。

液体を垂らす

液体を垂らすと、上の写真のように、徐々にキットの右側のCTと記載のある領域に液体がしみていきました。
また、それによって、徐々に赤い線が出てきました。
8分ほど、そのままにしておき、最終の結果となります。

判定結果

説明書によると、Cの部分にだけ線が現れた場合は、抗原が検出されない、CとTに線が現れた場合は、抗原が検出された、そして、Cに線が現れなかった場合は、検査自体が無効という結果だそうです。

さいごに

今回は、家族全員の検査をして「検出なし」という結果となりました。
さらに体温を測っても、全員平熱だったので、結果をスマホで撮影して、何か聞かれたときには応えられるようにして親戚への新年のあいさつ回りに行くことにしました。

あまり、神経質になってもと思うのですが、会食も面会も相手がいることなので、気になる方への対応用に利用していこうと思います。

さいごまで読んでいただきありがとうございます。