知恵生活の種

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網戸の網を張り替えをしました

夏に網戸の網がほころんでしまったので、年末の大掃除のタイミングで、網戸の張替えをすることにしました。
業者に頼むと、網戸1つについて3,000~4,000円程度だそうです。網戸の張り替えに必要な材料費は、網戸一つで1,000円程度なので、DIYの方が得と思い、やってみることにしました。

網戸の張替えの絵

網戸の状態と材料の購入

網戸がほつれた写真

夏に、べランダ栽培用のシャベルがあたってしまい、小さな穴が開いてしまった網戸ですが、その後、徐々に網の縦糸がほつれてしまい、上の写真のような大きな穴になってしまいました。
場所が、縁の部分なので、網を固定しているゴムパッキンを外して、そのまま張りなおしてもよかったのですが、網も何年もそのままなので、この機会に交換することにしました。

網戸張替えの材料

交換のために購入したのは、網押さえゴム(ゴムパッキン)と網、それと、網張り替え用のクリップ、カッターとゴムを押し込むツールです。
材料費1,000円と書きましたが、クリップ、ツール代も入れると2,000円を少し超えてしまいました。
網張り替えクリップを購入したのは、網戸交換グッズの売り場で、「網をピンと張れます」とうたったグッズが多数あったため、心配になってしまったからです。
網は、片面が銀色になっているもので、銀色の面を外側にすると、太陽の反射光で、部屋の中が見えにくくなります。
また、ゴムパッキンは何種類かの太さがあるので、ホームセンター等に買いに行くときは、網戸からゴムパッキンを少し外して持っていくと、比較しやすいです。
網戸に元々ついていたゴムパッキンが、年数がたつに従って痩せてきてしまっていたので、一つ上の太さのゴムパッキンを選択しました。
写真の材料だと、網戸1つ分の張り替えができます。

網の張り替え

網の張替えは、網を張る作業と、はみ出た網を切る作業の2点です。

網を張る

網を張る時の注意

上の写真を見ていただくと、網の固定用のクリップを網戸の枠の4隅に着けていますが、最初のこの方法で張り替えをしたところ、網の張り具合にかなりムラが出てしまいました。クリップがつけられている所はピンと張ることができるのですが、クリップがつけられていないところは、緩くなります。
また、両方をクリップでピンと張った状態で、ゴムパッキンを網戸の枠にあるパッキン用の溝に押し込もうとすると、網が張られすぎてゴムパッキンが入らなくなってしまいました。結局、写真にコメントしたように、クリップは片面に均等に付けて、網を手で引っ張りながらちょうど良い張力で、ゴムパッキンを溝に押し込むと上手く行くことが分かりました。

また、側面と上下それぞれをピンと張ることができると良いので、網を上下に引っ張った状態で側面のクリップで固定していくと、上手く行きました。

ゴムパッキンの押し込み

ゴムパッキンは、網の張り具合を確かめながら、少しづつ入れてみたところ、期待に反して、張り具合のバラツキが大きくなってしまいました。しかも、チマチマやるので、時間もかかってしまいます。そこで、ローラーをゴムに押し付けて勢いよく押し込んでいったところ、バラツキも小さく、しかも素早く張ることができました。
ローラーは、既に、ゴムを押し込んだ手前から勢いをつけて押し込むと、ゴムパッキンが上手く溝に入っていきます。ゴムパッキンの圧でローラーが止まったら、また、手前から勢いをつけて押し込んでいくことを繰り返すと効率的に行きます。
ゴムパッキンを押し込むツールですが、ローラーの反対側は突起になっています。溝の直線部分は、ローラーで押し込み、角の部分では、突起を利用して押し込んでいくと上手く行きました。

網の余りを切りとる

カッターで切り取る写真

網のはみ出た部分は、カッターで切り取ります。
網の素材は、ナイロンだったので、カッターで比較的簡単に切ることができます。
カッターは、枠に押し付けて切ることになりますが、カッターを立てて網を切ると、枠に強めの傷がついてしまいます。カッターを寝かし気味にして切ると、網もよく切れ、枠への傷も少なめで済みました
ゴムパッキンを押し込むツールには、カッターも付いていますが、私は、写真のチタンコーティングの刃が気に入っているので、そちらを利用しました。あくまで、個人的な感想ですが、カッターの筐体は安物で困ったことはないですが、刃は良いものを使うと全然違うと思います。

さいごに

最終的に、したの写真のような結果となりました。

張り替え終わった網戸

反射した光の線を見ていただくと、すべてを均等な張力で貼ることができていないのが分かります。何枚か張ればもう少し上手にできるように思いますが、完全にキレイに仕上げるのは難しいと感じました。そこが、DIYと業者に頼む差ですね。
それでも、来年は、部屋に虫が侵入してこないと思うと安心です。

さいごまで読んでくださりありがとうございます。