知恵生活の種

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携帯キャリアの整理整頓(乗り換え、解約、契約確認)

先日入院した際に、病室にはWiFiが来てませんでした。
少し気力が戻ってくると、取引先への状況報告をはじめネット接続が必要になってきました。
ちょうど、ガラケー1台(DoCoMo)とタブレット1台(OCN Mobile One)を持ち込んでおり、どちらもテザリング機能がありましたので、PCと接続して業務連絡、ニュース確認、電子ブックダウンロード、映画鑑賞などをしていました。
映画鑑賞が一番よくなかったように思いますが、5日目くらいには携帯電話契約のガラケーとデータSIM契約のタブレットのどちらとも、データ容量を使い切ってしまいました。
そして、価格が安いOCN Mobile OneのデータSIM(550円/1GB)の容量制限解除をしようとしたら契約IDが分からないためできず、仕方なく割高なDoCoMoの携帯電話の方のデータ制限解除を行う事にしました。
退院して、もしもの時にあらかじめ準備ができていなかった自分の怠慢を反省し、携帯キャリアの整理整頓をすることとしました。

携帯キャリアSIM

契約携帯電話の把握と整理

携帯キャリアの整理整頓のため、キャリアからの手紙や、カードの引き落としを確認していたところ、私の把握していない携帯電話の契約が1台有ることが分かりました。
契約先はソフトバンクでしたが、どうやらVodafone時代の契約をそのままにしていたようです。
ソフトバンクは、もう1回線、以前勤めていた会社で使っていた携帯電話番号を維持するために、月々900円台のホワイトプラン(3G端末向け)を契約していたため、カードの引き落としに「ソフトバンク」とあっても気にしてなかったのが良くありませんでした。
他に、DoCoMoが1契約、OCN MOBILE ONEが1契約あります。

  • DoCoMoの契約
    通話と他社では繋がりにくいエリアでもつながる事を目的に持っています。DoCoMoが提供する、ahamoも検討したのですが、メールアドレスに現在のdocomo.ne.jpが利用できなくなるのがダメで、このまま維持する事にしました。
  • OCN Mobile One
    DoCoMoのMVNO(仮想移動体通信社:携帯キャリアから電波のトラフィックを借りてサービスを提供する会社)になるので、広いエリアでの利便性に加え安い料金(3GB/858円)が魅力なので、このままにすることにします。
    ただし、データSIMの契約IDを失念してしまったので、契約IDを調べることにします。
  • ソフトバンク(以前勤めていた会社で利用していた番号)
    前述の通り、携帯電話番号維持が目的なので、より安く維持できるキャリアがあれば乗り換えを検討します。
    他の携帯キャリアを調べると、楽天モバイルのRAKUTEN UNLIMITED Ⅵがデータ1GBまで毎月無料、それ以降は~3GB、~20GB、20GB~で料金が上がり、20GB~は、3,278円でそれ以上料金が上がらないプランになっていました。楽天モバイルは、自社のアンテナで人口カバー率90%(2021年6月)を達成しているものの、通信エリアは都市部に集中しており、カバーできない通信エリアをauのアンテナで補っています。auの通信エリアは楽天モバイルが通信料を支払っており、金額的には高橋社長が思わず「大容量プランをメインにしてKDDIのローミングエリアに入ると非常に高額な……高額なって言うと違うな」と本音を吐露してしまうような金額のようです。

    そのため、auの通信エリアでのデータ通信は5GB/月が上限(以降は最大1Mbpsの低速通信)となってます。普段は月額無料で、都市部での入院や出張でデータを大量に使う際には、容量無制限で最大料金が決まっているのは、番号維持にピッタリ!
    この番号は、はMNP(モバイルナンバーポータビリティ)で楽天モバイルに乗り換えることにします。
    最後に、Vodafone時代から使わないのに支払いを続けてきた番号は、解約することにします。

  • ソフトバンク(把握していなかった契約)
    特に使い道がないので、解約することにします。

家族の契約もありますが、そちらは特に変更は要らないので、まとめると以下のようになります。

携帯キャリア整理整頓表

携帯キャリアへの対応

方針が固まりましたので、早速携帯電話キャリアへの対応を開始しました。

ちょっとウルっときたSoftBankMobile(電話窓口)の対応

SoftBankMobileの2台のうち1台は解約なので、店舗で行う事にしました。
緊急事態宣言の影響か、普段に比べるとあまり待たずに解約手続きを終えることが出来ました。
解約の際に、無料端末や、LINEMOの提案ももらいましたが、「結構です」を連発し無事に乗り切ることが出来ました。

もう一台の楽天モバイルに乗り換える方は、電話でMNP予約番号を発行してもらうこととしました。
先に、楽天モバイルの店舗の予約が取れてしまったため、時間が読めない店舗より電話の方が早く番号を発行してもらえると考えたためです。
MNP予約番号は、電話で口頭で確認事項に伝えるだけだったため、解約よりも手軽でした。
身分証明の確認等は、乗り換え先の携帯キャリアが行うため、解約より簡素なのだと思います。
電話でも、無料端末や、LINEMOの提案を頂きましたが一通り断ると最後に、
「こういったご時世ですがご健康にもお気を付けください。18年間本当にありがとうございました。」
とお礼を言われました。
SoftBankMobileの委託先のオペレーターの方だとは思うのですが、このような暖かい言葉を頂くと思っていなかったので、ちょっとウルっとしてしまいました。

楽天モバイルでMNP

楽天モバイルにMNPする契約は、電話番号の維持が目的のため、郵送でSIMが届くまで空白の時間が生まれてしまうのは困ります。
店舗であればすぐにSIMを発行してもらえると考え、店舗で契約することにしました。
詳しい方には笑われてしまいますが、以下の事は後で知りました。

  • MNP予約番号の有効期限は手続きをした日を含めて15日あるので、先にMNP予約番号を発行してから店舗予約をしても十分でした。MNP予約番号は発行しただけでは解約にはならないので、乗り換え先の契約をするまで元の携帯電話(SIM)は使えます。
  • 大手携帯キャリアは以下の対応、MVNOはSIM到着後に開通をすることを申告しないとSIMを開通した状態で、送付される場合がります。
    (到着するまで電話がかかって来ても出られない)

    MNP対応表

    (2021年9月8日調べ)

OCN MOBILE ONEの契約IDを確認

今回の整理整頓の中で、一番時間がかかってしまいました。
最初に状況を記載すると、OCN MOBILE ONEの契約は家族も含めて3契約あります。
それぞれ、契約した時期が違って、同じ契約者名、住所で契約されています。
電話番号だけ、少し違ってました。

  • 私   携帯電話の番号
  • 家族1 私と同じ携帯電話の番号
  • 家族2 家族1と同じ固定電話の番号

この状態で、契約IDを調べようと問い合わせをしました。
OCN MOBILE ONEを運営する、OCMはチャットでのサポートを行っていて、契約IDを調べてくれます。
その際に、契約者名と住所と電話番号を伝える必要があります。
最初に、契約者名、住所、固定電話番号で問い合わせたところ、家族2のIDが分かりました。
その際に、「他に契約はありませんか?」と問い合わせたところ、「ありません」と回答を得ました。
次に、契約者名、住所、携帯電話番号で契約IDを調べたところ、家族1のIDが分かりました。
ここでも、「ほかに契約はありませんか?」と確認すれば、私の契約IDにたどり着けたのですが、それを忘れたため、泥沼に入ってしまいました。
その後、事務所の法人名、住所、電話番号も組み合わせ、何度か問い合わせたのですが、私の契約IDは分かりませんでした。
さすがに、見つからないで困っていると、支払い元が分かってるなら、料金センターへ問い合わせたユーザーを特定できるかもしれないと伝えられました。
そこで、料金センターに問い合わせをして、カード番号を伝えたところ、こちらでも契約者名が必要と言われました。
チャットでの問い合わせで、3つめの契約が私の契約者名でヒットしなかったことを伝え、契約者名が分からないと答えました。
多分、オペレータさんは答えを確認できてるので、分かっている分の契約者名を教えてくれと、促されました。。
すると、「3契約とも同じ契約者名で登録されてます」と伝えられ、無事契約IDを教えてもらう事ができました。
郵送対応とのことで、3日後に契約IDと住所、電話番号の入った支払い実績を記した手紙を頂きました。
ここまで、1週間もかかってしまいました。
ちょっとした、確認を忘れなければもっと早く解決したのにと思うと反省しきりです。

さいごに

入院から始めた携帯キャリアの整理整頓ですが、毎月の支払も節約できて無駄な契約も整理できたので結果には満足してます。
ただ、契約時の情報をきちんと取っておかないことが、後で大きな手間になると実感することになりました。
特に長期の契約だと、要らなくなった書類と勘違いして捨ててしまう事もあると反省したので、今後は、PC上とクラウド上に契約書の画像ファイルを保存することにしました。

さいごまで読んでいただきありがとうございました。