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ソフトダーツならではの攻略法

以前の投稿で、ダーツに利用できる100均グッズをまとめましたが、練習で時々ハードダーツを投げるくらいでメインはソフトダーツを投げてます。
練習でハードダーツを投げるのは、知り合いからのすすめなのですが、投げ方を学ぶ上では有効だとわかりました。
投げくらべてみると、ソフトダーツならではの攻略法が有ることも分かりました。
真面目に取り組んでいる人からは「邪道」と言われてしまうかもしれませんが、ソフトダーツならではの攻略法をいくつかまとめたいと思います。

ダーツのイメージ画像

ソフトダーツとハードダーツの違い

ソフトダーツとハードダーツの違いとして、3つの項目が挙げられます。

  • 距離
  • ダーツ
  • ボード

ソフトダーツならではの攻略法で、一番影響が有るのはボードの違いだと思います。
ボードの前に、距離とダーツについて記載します。

距離とダーツの違い

ソフトダーツは、ボードから投げる位置(スローライン)の距離が244cmです。
ハードダーツは、ボードから投げる位置(スローライン)の距離が237cmです。
ソフトダーツの方が、7cm遠くから投げることになります。

ダーツの違いは、以下になります。

  • ティップの違い
    ソフトダーツはティップ(ダーツの先の部分)が樹脂なのに対して、ハードダーツは金属製の針のようなティップです。ダーツのティップの違い
  • 上限重量の違い
    ダーツの重量は、各自の好みで設定しますが、ルールでは、
    ソフトダーツ 1本25g以下
    ハードダーツ 1本50g以下
    となっています。
    規定ギリギリの重量のダーツを使う人は少ないですが、
    一般的な重量でも、
    ソフトダーツが16~18gなのに対して、
    ハードダーツが20~26gになります。

ソフトダーツは軽いダーツを遠くまで投げることになります。

ボードの違い

ソフトダーツはティップが樹脂なので、あらかじめティップが刺さるように小さな穴がたくさんあいた形状になっています。
材質もプラスティックでできています。

ソフトダーツボードの表面

一方で、ハードダーツは、ティップが刺さるように麻を圧縮した材質でできています。


また、ボードのサイズも違っていて
ソフトダーツが直径39.37cmなのに対して、
ハードダーツは直径33.528cmとなっています。
ソフトダーツは、点数等を自動計算するために、ボードの裏にスイッチのような回路があって、ダーツがあたった衝撃が加わるとあたった場所の得点を加算します。
この、サイズと、刺さった位置の判断の仕組みがソフトダーツならではの攻略法につながります。

ソフトダーツならではの攻略法

前述のソフトダートとハードダーツの違いから、おいしいところを理解してプレーすると、良い成果がでます。

ボードの大きさは均一には割り振られていない

前の項目で、ソフトダーツとハードダーツでは、ソフトダーツのボードの方が、大きいと書いています。
直径で6cmほど大きくなっていますが、この大きさは必ずしも均等に割り振られているわけではありません。
実は、ブル、ダブル、トリプルといった、高得点エリアに大きく割り振られています。
具体的には、

  • ブル→1.3倍程度
  • ダブル→2倍程度
  • トリプル→2倍程度

となっています。
ちなみに、シングルのエリアは、ハードダーツとほとんど変わりません。
その結果、20の各エリアとブルの面積を大きい順に並べると
外シングル→ブル→内シングル→ダブル→トリプルの順になります。
ブルの面積を1として、各エリアの面積比率を比べると

  • 外シングル:1.67
  • 内シングル:0.26
  • ダブル  :0.23
  • トリプル :0.09

となります。
20のエリアを狙う必要があるなら、外シングルが最善ですが、もしも高得点が欲しい場合は、20のトリプルよりブルを狙った方が期待値が高くなります。

ダーツはまっすぐに刺さる

ハードダーツでは、ダーツが刺さった時の向きは刺さる時の向きがそのまま刺さる向きに反映されます。
そのため、ダーツの向きを制御する投げ方も複数あり、局面に合わせて投げ方を変えたりします。
一方で、ソフトダーツは、穴にティップが入り込むため、刺さる向きに関係なく原則としてまっすぐ刺さります。
(ティップが曲がってしまったり、他のダーツとの干渉でまっすぐでないという例外はあります)
いつも使える方法ではないのですが、例えば、目標のわずか下や横にダーツが刺さった場合、そのダーツがまっすぐな壁代わりになります。
そこで、フライトにぶつけるように投げるとダーツがフライトで跳ねて目標にうまく刺さります。
このテクニックはスタッキングと言って、ハードダーツでも良く使われるのですが、ハードダーツが前のダーツをレールのようにフライトに滑らせて起動を修正するイメージだとすると、ソフトダーツでは壁として利用するイメージになります。
例えば、下にダーツが刺さっているところを上から乗せて行ったり、右投げの人が左に刺さったダーツにぶつけて右にあてる(左投げの人なら右に刺さったダーツを壁に利用)場合に有効です。

ダーツのスタッキング利用の図

 

そもそもダーツが刺さる必要がない

トリプルに2本ダーツが刺さった場合、スペースが足りなくて3本目を刺すのが難しいことがあります。
ハードダーツなら、ティップが針状で細いため、針の向きを調整してなんとか隙間から刺すことを考えます。
ソフトダーツの場合、ダーツが刺さらなくても、ボードに衝撃が伝わればカウントされます。
そこで、無理してダーツを刺そうとせず、既に刺さっているダーツを後ろから押してやります。
ボードが衝撃を感知するよう、少しダーツの勢いをつけるため、フライトの後ろに指を添えて投げるのも有効です。
また、一番体重が乗る芯抜きという投げ方も有効です。芯抜きはダーツの重心近くを握るように持ち、ティップを正面に向けて投げます。


まとめ

ハードダーツとソフトダーツの違いで、ハードダーツの方が重量が重いと書きました。
最近は、20gを超える重さに設定するソフトダーツのプロ選手もふえてきています。
ソフトダーツがまっすぐに刺さってしまうため、3投目のダーツがはじかれないようにすることが目的のようです。 
ダーツのルールでは、3本のダーツの重さが同じでなくてはいけないというルールはありません。なので、1本だけダーツを重く設定して3投目用にして、はじかれないようにしたり、後ろから衝撃を与えられるようにするというアプローチを思いつきました。
試して成果があれば投稿したいと思います。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。